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初めてのGraphQL 書評

初めてのGraphQL ―Webサービスを作って学ぶ新世代API

初めてのGraphQL ―Webサービスを作って学ぶ新世代API

GraphQLはすでに使っているが改めて体系的に学ぶ必要があると感じたので読んだ。

4章のスキーマの設計までは基本事項で、5章からNode.jsを利用した具体例という流れ。

面白いのは1〜2章の部分。ここはGraphQLの歴史部分を説明しているため、書籍ならではの知見だった。 ネット調べてるだけだと根っこにあるグラフ理論などは流すようのうな話があるのは素晴らしい。

自分はいろいろなエピソードなどを踏まえて覚えるタイプなのでこういう一見脇道に逸れるような話は好き。

7章の「GraphQLの実戦投入にあたって」はNode.jsでの実装以外でも通用する内容なので目を通しておく方がいい。

7.3の「セキュリティ」と7.4の「次の段階にすすむ」はなるほどとなった。

全体的にネットでも十分得られる情報だが、体系的に書籍で読めることにとても意義あるので日本語訳ありがとうございますといった感想。 全体をざっと舐めて、細かい部分は各実装のドキュメントを読むのがいいのかな。

GraphQLの仕様を読むことで探すときにあたりが付けれるのが一番のメリットかな。

この書籍を読むなら内容が古くならない今のうちに読むことがおすすめ

以上